ヤクシマ三丁目

オリジナル小説を公開しています。声劇台本の告知、小説化なんかも。同人誌にしてコミティアとか、二次創作でコミケに出たり。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

無言の境界線 -実用書『物語工学論』でカットされた賀東×新城特別対談の(以下略)を読んで-


 今日は気になった記事があったので、それに脊髄反射してみる。
 元ネタの元ネタは本なのだが、今日買ったばかりなので、中身を精読した後に、内容も含めてなんか書く予定。
 その本は、↓こちらのこと↓
物語工学論物語工学論
(2009/08/08)
新城 カズマ

商品詳細を見る

 なので、あくまで元ネタの気になった「部分」をピックアップして題材にしているだけで、記事内容で云々ではないので、ご容赦を。

 ※今回の結論は「兄弟とは両親のDNA比が違うんだよ」
 ※まだ長文をまとめるの苦手です、すいません。
 ※ぶっちゃけ、元ネタの中で十分に咀嚼された物を、俺の言葉でアウトプットしてるだけです。

 今回の元ネタは↓こちらから↓
実用書『物語工学論』でカットされた賀東×新城特別対談の中盤盛り上がり、どーんと一挙無料公開!

 では、以下から↓本編↓

 記事の中に、こんな部分があった。
 

新「それってブログに非常に近いと思う。もしくはツイッターか」
賀「あれでいいんですよ。今日は何がありましたとか、文化祭でしたとか」
新「ブログまでいかなくても、その手前に脚本とか、会話だけの小説という手法は十分あり得ると思う。地の文はなぜ必要か、みたいなことを考えていくと、じゃあなぜストーリーは必要なのかということになっちゃう」



■地の文の必要性


 
 引用部分で気になったのは「地の文はなぜ必要か」というところ。
 その後ろの部分も気になりはするが、最近の執筆傾向から、こっちを優先してみた。

 さて、「地の文はなぜ必要か」を考えた時に、一番最初に浮かんだ言葉は「必要というか、そういう物だから、あるんだろう?」ということ。
 
 上記引用文の続きは、以下のように、
 

賀「実はストーリーって必要ない?」
新「うん、あんまり必要じゃないのかもしれない。少なくとも、いわゆる古典的な構造というやつは」


 「古典的な構造」と、地の文やストーリーについて括っている。

 まさに、この表現でいいんじゃないかなぁと、思ったわけだ。直感で。

■古典的な構造の必要性
 多分、地の文とかって、必要ないと思うのだ。
 今、自分は声劇用の台本を書いていて、では、それは果たして読み物として提供できるだろうかと考えたことがある。

 答えは、イエス。

 いけると思うのだ。台詞だけの文章群を「文章作品です」といって、世間に広めて楽しんで貰えるかと考えたら、あるとおもう。
 台詞のみという事は、それはキャラの思った事がキャラの脳内フィルタに通され、アウトプットされている物で、非常に作者臭が薄まっていると考えている。
 純粋に近いキャラの台詞があり、それに対してキャラの台詞が返答し……この循環は、昨今の作風に、とてもマッチしていると思う。
 まずキャラありきで(ツンデレとかの属性付きで)現実世界で自分の周りに居るような平凡とした人間とは違う台詞がポンポン飛び出てきて、「おまけ」に現実とは一風変わった世界設定、舞台設定なんかが存在する。
 物語はあるが、それは「キャラが行くべき道の看板」程度であり、五十キロごとに存在します――みたいな、希薄な物でもいいんじゃないかなー。

 となると、ストーリーは、まず要らない。
 これは文章群の中に「必ずある必要性は無い」ということ。
 地の文も、同じ様にして必要性はないと思う。
 キャラ台詞だけで作品作ってる自分からしたら「普通じゃね?」ってね。

■必要性は?
 主題を忘れていた。

 地の文の必要性(古典的な構造の必要性も)だが「小説」という文章群を作る際に、必要なんじゃないか。
 

賀「最近のアニメとか受けてるものととか売れてるものとか見てて、否定する訳じゃないんですけど、もうそれが受けてるんだったら、ストーリーとかいらないじゃんて。俺らが頑張る必要があんまりないというか。かわいい女の子が出てきて、よく動いてればいいんだったら出る幕ないなあ、というか」
新「ああいうものが次の時代のもので我々が時代遅れだということなのか、それともそれは間違っていてこっち(=我々の古い技法)が正しい?」
賀「よくわかりません。間違ってるとは言わないけど、マイノリティなのかも」


 多分、今の風潮からしたら、マイノリティなんだと思う。
 でも、「小説」には必要な物だと思うんだ。

 ん? と思うだろう。
 さっきは地の文がある必要性ないとか言ってたのにって。

 言ってしまえば、例えば地の文が無いとか、ストーリーが無いってのは、新しい分野なのだ。
 

新「そこなんだよね。キャラクターさえいれば、ストーリーはいらなくなるという、我々にとってはものすごい矛盾なんだけど、ライトノベルの到達してしまった極北では、むしろそっちが新しいし当たり前。面倒くさくないし」
賀「キャラクター小説って呼ぶべきだって昔言ってましたけど、キャラクターに出会うための手段でしかないので」


 この「キャラクター小説」って奴が、そうだ。
 こいつはストーリーを必要としない分類になる。

 多分、地の文を必要としない分類は、名付けるとしたら「スクリプト小説」とかになるんだろうな。
 んで、こいつらはなんだろうと考えてみると、多分以下のようになる。

小説界 エンターテイメント門 青年亜門 ライトノベル網 (萌えとかツンデレとかロボとか)目 (出版社名)科 キャラクター属 キャラクター小説
・小説界 エンターテイメント門 青年亜門 ライトノベル網 (萌えとかツンデレとかロボとか)目 (出版社名)科 スクリプト属 スクリプト小説

 長ったらしいな。まぁ、適当にこじつけると、こうなると思う。
 んで、従来の小説(ライトノベルにしておこう)だと、こうかな。

・小説界 エンターテイメント門 青年亜門 ライトノベル網 (萌えとかツンデレとかロボとか)目 (出版社名)科 ストーリー属 (ストーリー)小説

 並べてみれば判るけれど、最後の属している部分から下が変わっている。
 正直、この程度だと思うんだが、どうなんだろう。

 大きい「小説」という所から始まって、根っこの辺りで若干変わった感じだ。
 こんな程度で、マイノリティかどうかなんて、古いとか時代遅れとか考える必要性が、まったくないと思うのだ。

 昔からシメジやマイタケ食ってました、食感のいいエリンギが新しく追加されました、前食ってたシメジやマイタケはもういらねぇや。

 んなこたーない。

 昔からシメジやマイタケ食ってました、食感のいいエリンギが新しく追加されました、でも味シメジって昔から言われてるしシメジだろうやっぱ。

 んなこたーない。

 昔からシメジやマイタケ食ってました、食感のいいエリンギが新しく追加されました、用途や人の好みなどをよく考えて調理して提供しました。

 これだろう。

■もう、別人
 考え方を分けてしまったら、もうスッキリだ。
 下手すりゃ、思考停止の一歩前(停止してるかもだが)なんだが、もうどうしようもない。
 自分がシメジマイタケが好きだからって、エリンギを地上から抹殺して良いとか、考えない。考えるわけがない。

 ごめん、俺は味シメジ、大好きなんだぜ! と大声だしちゃって、いいと思う。

 地の文やストーリーが生き残る道は、ここだろう。
 こういった物語を好む人が、居る。確実に。
 それは、地の文が無かったり、キャラ中心の小説を好む人が居るのと同様に、居るはず。
 だから、存在していてもいいんだー!

 短絡的である。

 でも、正直な話し、これしかないんじゃないかなー。
 もう、周りを気にしないで、タダひたすら歩いて行く。唯我独尊、という感じで。
 KYなんだけど、もう、仕方ないよね。こういう生き方しかできないし、とか、開き直って。

 一匹狼は社会には要らないけれど。

■新境地はもう

 新「もちろん、今すぐストーリーを廃棄せよってわけじゃなくて、ストーリーを経由しなくてもたどり着ける面白さみたいな方法が開発されつつあるのかもしれないという、ある種の恐れだよね。僕はストーリーを経由すること自体に楽しみを見いだしちゃうほうなので、まだそっちにいるつもりなんだけど。それ以外のルートが無い訳じゃないということについても注意を払っておかないと……特にこれから業界に入ってくる若い人たちは気にしてくださいね、と思ってしまう」



 もう、別れちゃってるし、存在はしているとは思うなぁ……。
 でも、若い人達には「気をつけて下さいね」って言わなくてもいいと思う。
あっちはまだ開拓中だから、楽しいかもよ?」とかね。
 自分で乗り込むのもありかな? と思って、私は声劇台本なんて書いてますがね。
 小説とは言えないけれど、あれはあれで物語として「読める」と思ってるし、読めるように書いてるつもりだ。
 
■結局の所は?
 あいも変わらず、言いたいことはあるらしいが文章がまとまってないと、状態ですいません。
 強引にまとめ。

 地の文がなぜ必要か。それは、地の文が必要な「小説」を書く人が居るから。
 地の文が無くても平気じゃないか。それは新しい道(小説)が出来ただけ。そこを通るか、今の道を通るか、どっちも体験するかは本人次第。


 わずかな、この二点のみですが、まぁ、色々巡り巡って、ここまで来るんですよと言ったところでお開きに。いえ、お開きにさせて下さいお願いします。


 

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://piece2222.blog38.fc2.com/tb.php/12-61b9b084
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。